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2016/06/30 (Thu)

基礎有機化学教室の手塚 則亨大学院生、平野 圭一助教、内山 真伸教授が、医薬品骨格に重要なフェノールおよびアニリン類の新しい合成法の開発に成功

東京大学大学院薬学系研究科の内山 真伸教授の研究グループは、理化学研究所の滝田 良博士との共同研究にて「銅の特性を活かした反応設計」により、芳香環の目的の位置に、目的のタイミングで、直接水酸基やアミノ基を導入する手法を開発することに成功しました。本研究成果は、米化学会誌「Journal of the American Chemical Society」のオンライン速報版で公開されました。

発表雑誌:
雑誌名:Journal of the American Chemical Society
論文タイトル:Direct Hydroxylation and Amination of Arenes via Deprotonative Cupration
著者:Noriyuki Tezuka, Kohei Shimojo, Keiichi Hirano, Shinsuke Komagawa, Kengo Yoshida, Chao Wang, Kazunori Miyamoto, Tatsuo Saito, Ryo Takita, and Masanobu Uchiyama
DOI番号:10.1021/jacs.6b03855
論文へのリンクはこちら:
http://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/jacs.6b03855

フェノールやアニリン骨格は医薬品や機能性分子によく見られる構造単位です。本反応は、これまでの合成ルートを大きく変えるとともに、温和な条件下で進行するため、複雑に官能基化されたフェノール類およびアニリン類の合成に適用可能であることから、医薬品などの機能性分子を創製する新しい手段となることが期待されます。

 
 

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